「でんでんむしの作品展」 に お届けしたもの
予告どおり、
今日は小栗家住宅内ギャラリー 蔵のまち「でんでんむしの作品展」にお届けした、
ちいさなものたちを紹介させてください。
■ か た つ む り と あ じ さ い ■
手 彫 り は ん こ
20mm.×20mm. 台木 : 白木を白くペイントしたもの
夏らしく、さわやかに
天然由来のバターミルクでペイントした台木に
やさしい青緑のインクを使いました
使うインクによって印象もかわります
印面はこんなふう
■ で ん で ん む し の 親 子 ■
■ 丘 の 上 の で ん で ん む し ■
手 彫 り は ん こ
50mm.×50mm. 台木 : チーク 持ち手 : 鉄製のドアノブ
前々から集めていた小さなドアノブを持ち手にして
大判はんこをふたつ彫りました
左「でんでんむし の 親子」 / 右「丘の上のでんでんむし」
少し影絵を意識して彫ってみました
黒のインクでぎゅっと捺すのもおもしろいと思います
■ 手 捺 し ぽ ち ぶ く ろ ■
あまがさ / かたつむり
やわらかな質感と色が、手にも目にもやさしい和紙のぽち袋に
あまがさ と かたつむり を
一枚一枚丁寧に捺して帯でとめました
手捺しならではの味わいを楽しんでいただけたらうれしいです
■ 新 美 南 吉 童 話 「 で ん で ん む し の か な し み 」 よ り ■
ポ ス ト カ ー ド
手彫りはんこ と 水彩絵の具 で
印刷会社さんに無理を言って
作品展に間に合わせてもらったポストカードも
なんとか初日にお届けできました(ありがとうございました!)
こちらの原画も展示させてもらっています
「でんでんむしのかなしみ」
とっても短いお話なのですが、
いっぴきのでんでんむしが自分の殻につまったかなしみについて
たずねて進む姿が、読む人の心をつかみます
無謀ながら、お話のはじまりからおわりまでを一枚の絵におさめてみました
+ + +
いかがでしたでしょうか
他にもちいさな紙モノを少しお届けしました。
そちらはギャラリーで見つけてもらえたらうれしいです。
もしかして、もしかしたら、作品展のあいだにもうひとつ
新美南吉童話の紙モノをお届けできるかもしれません。
そのときは、またこちらのツメサキノートでお知らせさせてください。